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渡我部凛華(大阪モード学園)
今に生きるレトロ
時代を超えて受け継がれてきた“懐かしさ”や“レトロな空気感”を軸にしながら、現代の感覚とも響き合う美しさを表現したいと考えました。
少女がふと見せる仕草や表情には、作り込まれた華やかさとは違う、等身大の“現実感”が宿っていると思います。
そのささやかな一瞬の中にこそ、時代を超えて心に響く普遍的な美があるのではないか。そんな思いを込めています。
さらに、細部には小さな個性を散りばめることで、ただ懐古的なだけではなく、今を生きる私たちの感性とも調和する新しいレトロの形を描きました。
過去と現在が交差し、響き合うことで生まれる美しさを、この作品を通して表現しました。