新保 友香(HIKARIS)
“力強い生命力を感じさせる女性像をイメージしました。
人×新しい命にfusionを感じました。”
REDの世界。赤でフラワーを表現しました。強いイメージの赤を優しい感じにフラワーと融合させました。刺激的であり、暖かい感じ、両方が共存するよう作りました。
最初は毛たぼを使って綿菓子のような作品にしようと思いましたが、オーナーと相談し毛たぼじゃないもので面白い作品を作ってみては、とお言葉をいただいたので思いっきりロングで作品を作ってみようと挑戦してみました。
衣装が黒メインなので白髪にし、髪型がわかるように作りつつ、影やタイツを使って白の存在感が大きくなりすぎないようにしました。
普通はウィッグを被せるためにタイツやストッキングは隠しますが逆に全面的に見えても可愛いなと思い挑戦してみました。
フュージョンというテーマを聞いて、自分の好きな世界観を2つ取り入れて、それぞれの融合を考えました。
大人な女性の妖艶さと小さな少女のあどけなさという2つの雰囲気を1人のモデルさんで表現したかったのと現代の写真で古い肖像画の様なイメージでつくりました。
肌の見える面積の多い女性らしい衣装にストリート感を感じるウルフヘアーにジャージスタイル。黄色をアクセントカラーにし上から下、下から上と黒を線で結びトータルで目に入るよう表現しました
大人らしく真っ当に生きていると、ふと心が息をしていないと感じる瞬間はないでしょうか。
これは「わがまま」と「クラシック」の融合です。
スーツの思い切ったシルエットは押さえつけられていない心の自由な動きをイメージしました。
胸元の花は、自分の内側から溢れる自分の素直な気持ちや心の躍動を表現するためにあしらいました。まるで素肌のように、他人には触れられない(触れられるべきではない)領域であることを表現しています。
また、型にはまった普遍的なイメージのあるスーツだからこそ、そこへ大胆に違和感のある形を取り入れることで自分を押し殺す必要はなく、実は伝統はやわらかくてしなやかで、少しずつ変わっていくものなのだというメッセージも込めています。
メイクは、モデルの力強い挑戦的な視線をより鋭く、印象的に見せるためにピュアだけど媚びない真っ白なアイシャドウを選びました。
クールな雰囲気の漂うメイクに対して、いきいきとした心のように動かしたヘアで遊びをつくり、愛らしさのあるバランスに仕上げました。
ヘアと衣装がどちらも黒で色数を抑えているため、この不思議なシルエットがより際立ってくれています。
スーツに身を包んだままで、本当の気持ちを解き放ってあげるという模範的な大人らしさと、自分の心に従うことの共存こそが「わがまま」と「クラシック」の融合というこの作品のテーマです。
個性を内に秘めて周りに合わせて生きることは、少し窮屈にも感じられますがそれ自体は悪いことではなく、むしろそういった大人としての「普通」が自分の中にも流れているからこそ、「自分らしい」自由な感性に宿る美しさに気付くことができるのだと私は思っています。
※厳正なる審査の結果、学生部門は同率1位の2作品が最優秀作品賞となります。
細かいビーズと刺繍があしらわれた繊細で可愛らしいピンクの衣装に、少しロックテイストなシルバーのブーツとヘアピンを合わせてコーディネートしました。また、ピンクベースのリップとチークで衣装の色味に合わせつつ、下まつ毛を付けることで衣装に負けない個性的な可愛さが出せるよう工夫しました。
※厳正なる審査の結果、学生部門は同率1位の2作品が最優秀作品賞となります。
本作品は以下メンバーによる共同制作となります。
モデル【市村 志結】メイク【角田 七花】ヘア【河野 蓮】
今回、私たちは【今】×【近未来】をサブテーマに掲げて試行錯誤しました。ヘアは少し前にまた流行した盛り髪の要素を取り入れました。髪色が水色なので小物も同系色でまとめてした。メイクはヘアとの統一感をだすために【青】を基調とし、近未来感をメガネやグルーガンを使ったメタリックなパーツでだしました。また写真映えするようにリップは濃いめを使用しました。ファッションは2024年のトレンドの【バレエコア】を取り入れ、青と背景の黒との相性を考え白にしました。写真では平面的にならないように躍動感を意識し、全体的にサバイバー感が消えないように意識しました。