星野寿子(Montee Levee)
写真を見た時に動きのある雰囲気にしたかったのでポージングもこだわり モデルさんの動き等も考えて作りました
次の動きがわかるようでわからないベールに包まれた雰囲気に仕上がるように カメラマンモデルさんにも協力してもらいました
写真を見た時に動きのある雰囲気にしたかったのでポージングもこだわり モデルさんの動き等も考えて作りました
次の動きがわかるようでわからないベールに包まれた雰囲気に仕上がるように カメラマンモデルさんにも協力してもらいました
veil(ベール)
子供の頃の夢を今も夢見るピュアさの中に、
大人になるにつれて感じる現実に少しもがくも、
それが彼女の味となり深みとなる…。
自由で居たいと願う女神の様に
そのなんとも言えない感情を顔にベールとして
かかる髪の毛で表現しました。
ベールを髪の毛で表現したかったです。
ウエディングドレスのベールの様に。
彼女の先に光が差す事を願って。
人にはそれぞれ懐かしい思い出や記憶があり、どこかぼんやりしていて、でも色々な感情を巻き戻すきっかけになります。そんな自分の思い出の残像をイメージしました。暖かみのある光を当てることによってより儚く幻想的な美しさを演出しました。
ビニールでモデルさんを覆い見えそうで見えない少し不気味でもどかしい気持ちになるように作品を作ってみました。はっきり見えてなくても”かっこいい””マネしたい”と思ってもらえるようなヘアを魅せたくて、メイクもファッションも無駄を削ぎ落としミニマルに仕上げました。
―静劇―
モデルさんのパーソナルを追求し、表現致しました。
彼を見つめて感じて欲しい作品です。
せい‐げき【静劇】
《static drama》動作をひかえめにし、少ないせりふで心理の葛藤(かつとう)を表現する劇。人間の日常生活の背後で働く運命の力などを簡単な筋や動作,沈黙の状態などで暗示しようとするもの。
このコロナ禍で、もどかしさや悲しさを感じ、生きづらさを感じる中でも、少しの希望を見い出そうともがいている、、そんな複雑な感情の様を、ヘア、メイク、ファッション、世界観を通して表現しました。
テーマ : “Who I am today “
私はベールを脱ぐことに対して、孤独や無力を克服するために
個人が自分自身であることを辞めることだと思いました。
どこか自分であって、自分でないような
完璧ではない、今日の自分を好きになれるような気がする。
そんな作品になっています。
ブェールというテーマに基づき、主張しすぎない、でも雰囲気は漂うスタイルを創るためには?そこにはモデルさんの雰囲気に寄り添ったモデルの良さが出るように!そしてブェールというテーマがカッコイイ!!今の時代を捉えている!!というところが伝わるように創作しました。
ガリアーノ就任後のマルジェラをテーマにしました。それ以前に比べて、ガリアーノの官能さがマルジェラの前衛的でミニマムさに、柔らかさと深さが出た様に、これからマルジェラを着せるトルソーに、チラッと愛が覗く感じを見立てて製作しました。表情を隠すヴェールはあえて最低限で、そこから透ける目線が見る人に語りかけるように思いを込めました。
全体にシアー感を大事にし、バックも緞帳の様に布感を出してます。
「見える」より、「感じる」本質の哀楽を表現しました。
マリオネットのように縛られた中で華麗に踊る姿をイメージしました。
ヘアの前髪のラインとシルエットをチュールと合わせて作りました。
マリオネットは、縛られた中でも華麗に踊ることが出来ます。
ルールの多い社会の中でも、自由に羽を伸ばすことが出来る日常を思い描いて作りました。
『smoke tree』をテーマに、hairと女性像を表現しました。モヒカンベースの中にカールhairで柔らかい質感、媚びないセンシュアルな雰囲気を持つ女性の雰囲気がポイントです。